2020.09 備えよう!風水害対策(2024.07 加筆修正)
日頃から洪水や浸水などの被害に備えましょう
浦安市は、海と川に囲まれた場所にあり、過去にも浸水などの水害に見舞われてきました。
浦安で水害といえば、旧江戸川が氾濫する洪水と思われがちですが、大雨や高潮により河川の水位が上昇することにより、側溝や排水路などから水があふれる浸水(内水氾濫)による被害も考えられます。
いざという時にあわてないために、日頃から備えておきましょう。
■■地域の状況を確認しましょう■■
●浦安市防災マップ
浦安市のサイト上では可動式の地図上で危険状況がわかる防災マップを確認することができます。自宅や職場、子どもの通う施設などが洪水・浸水の可能性があるか確認しておきましょう。
●避難行動判定フロー
「自分たちの命は自分たちで守る」という意識を持って、いざというときに取るべき行動を日頃から確認しておきましょう。また、子連れの避難や避難所での滞在が心配な場合は、避難所だけでなく、堅牢な自宅マンションでの在宅避難や、安全な場所に住む親戚や友達の所に避難することを考えてみるのも良いでしょう。
避難行動判定フロー
■■大雨や台風が来る前に■■
台風や豪雨は、正確な気象情報を収集し、予想される事態への対策をとることで、被害を最小限にとどめることができます。以下のポイントを踏まえて事前に準備しておくと安心ですね。
●家の周りの保全
・雨戸や屋根を補強したり、アンテナはしっかり固定しましょう。
・鉢植えや物干し竿など、飛ばされそうな物は屋内へ移動させるか固定をしましょう。
・ブロック塀や外壁のひび割れや亀裂を補強しましょう。
・側溝や排水溝は掃除し、水の流れをスムーズにしておきましょう。
●停電、断水などに備えた準備
・懐中電灯や携帯ラジオ、予備の電池を準備しておきましょう。
・飲料水を確保しましょう。また、浴槽に水を張るなどして、トイレなどの生活用水を確保しておきましょう。
●非常持ち出し品の準備
警戒レベル3「高齢者等避難」、警戒レベル4「避難指示」などの避難情報がでたとき、すぐに動けるように、貴重品や非常持出品の準備をしておきましょう。
MY浦安では「防災備蓄・グッズを見直そう!」にて、乳幼児家族向けの非常持ち出し品についてご紹介しています。参考にしてください。
■■大雨や台風が近づいたら■■
●気象情報に注意
テレビやラジオで発表される気象庁からの警報・注意報や、消防団、警察署、市からの情報に注意しましょう。気象台が発表する情報は、電話「177番」(携帯電話からは市外局番+177)047-177 でも確認することができます。また、がけの亀裂や水位の変化など、身近な環境の変化にも注意をしましょう。 市区町村から出される避難情報(警戒レベル)のポイントを理解して、いざという時に安全を確保できるようにしておきましょう。
◎避難情報のポイント
●不要不急の外出を控えましょう
台風が接近しているときや、豪雨の危険があるときは、できるだけ外出しないようにしましょう。
どうしても必要な時には天気予報を確認し、少しでも危険を感じる場所は避けましょう。
●窓ガラスの補強
外から板でふさいだり、×印にガムテープをはるなどして補強をしましょう。ガラスが飛ばないように、内側からカーテンを引いておきましょう。
●土のうを置く
浸水を防ぐために、事前に準備しておくと安心ですね。浦安市には市内11か所に土のうステーションをがあり、1家庭10個まで持っていくことができます。
◎「土のうステーションについて」(市HP)
●家財道具の移動
浸水が心配される場合は、家財道具や貴重品、生活用品、食料などを高い場所へ移動させておきましょう。
●安全な場所に自主避難
被害が想定されるけれど、悪天候の中で子連れの避難が心配な場合、事前に余裕をもって避難しておくのも一案です。 ※浦安市では市民が自己の判断で待避する場所(いわゆる自主避難所)を「待避所」としています。ペット専用待避所開設施設もあるので、事前に確認しておきましょう。
◎「風水害時の待避所について」(市HP)
■■大雨や台風が来たら■■
≪異変を感じたらすぐ対応≫
風水害は、まだまだ大丈夫だと思っていても、急激に状況が変化することがあります。特に子どもと一緒の時には、異変を感じたらすぐに対応するよう心掛けておきましょう。
●風が強いとき
【海や川では】
河原などでは、上流の豪雨による急な増水や土砂崩れの危険があります。雨のときには川などに近寄らないことがいちばんです。もし、河川にいるときに警報(防災行政無線)が聞こえたら、すみやかに避難しましょう。
【車の運転中は】
豪雨の際は視界が悪いうえに、操作がきかなくなることもあります。できるだけ道路の中心寄りの、水が少ない場所を選びながら、ゆっくりと高台へ避難しましょう。浸水でエンストしたら、再始動させないように。エンジンを傷めます。
【路上で浸水してきたら】
高い建物へ避難しましょう。その際、エレベーターは閉じ込められる危険があるので、なるべく階段を使って上の階へ行きましょう。
■■大雨や台風が近づいたら■■
【海や川では】
河原などでは、上流の豪雨による急な増水や土砂崩れの危険があります。雨のときには川などに近寄らないことがいちばんです。もし、河川にいるときに警報(防災行政無線)が聞こえたら、すみやかに避難しましょう。
【車の運転中は】
豪雨の際は視界が悪くなります。無理をせず安全な場所に停車しましょう。また、遠回りをしても周囲より低い道路を避けるようにしましょう。浸水でエンストしたら、再始動させないように。発火の可能性があります。
【路上で浸水してきたら】
高い建物へ避難しましょう。その際、エレベーターは閉じ込められる危険があるので、階段を使って上の階へ行きましょう。
≪避難する時の注意点≫
避難指示(警戒レベル4)が出されたら、すみやかに避難をしましょう。「まだ、大丈夫」と自己判断せず、早め早めに対応することが命を守るポイントです。
●動きやすく安全な服装で
ヘルメットや防災頭巾で頭を保護し、靴ひもでしめられる運動靴を履きましょう。裸足・長靴は厳禁です。
●足元に注意を 水面下には、マンホールや側溝などの危険な場所があります。長い棒をつえ代わりにして、確認しながら歩きましょう。
●単独行動はしない 避難するときは2人以上で、はぐれないようにロープ等で結んで避難しましょう。
●深さに注意 大人の歩行可能な水深は約50cmですが、水の流れが速い場合は20cm程度でも危険です。
●子どもに配慮 小さな子どもはできるだけおんぶで移動し、歩ける子どもは浮き袋やライフジャケットを身につけて、安全を確保しましょう。
≪情報を集めましょう≫
気象情報や、河川・市内の状況などを把握しておくことが大切です。
●注意報・警報発表状況(気象庁)
全国の気象情報、浸水・洪水、台風情報などが確認できます。
●気象庁(銚子地方気象台)
気象庁地方支部からの気象情報が確認できます。
●千葉県防災ポータルサイト
千葉県内の緊急情報や防災ニュース、避難勧告・避難指示などが確認できます。
●「洪水警報の危険度分布」(気象)
市のから警戒レベルなどが出されたときに、河川の水位や雨の詳細な情報が確認できます。
●防災情報提供センター(国土交通省)
川の防災情報などがリアルタイムで確認できます。
※防災行政無線の放送を電話で確認できます。
浦安市では、防災行政用無線で放送した内容を電話(0120-431-067)
※注記 で確認することができます。
詳しくはこちら(市HP)
※注記 050で始まる一部の番号からはつながらない場合があります。
※災害コールセンターについて
浦安市から、災害発生後、市民の生活状況に合わせた情報が電話(0120-723-242)※注記 で提供されます。
詳しくはこちら(市HP)
※注記 災害時、必要に応じて運用されます。
■■日頃から家族で防災について話しておきましょう■■
いざという時にあわてないために、日頃から家族で防災について考え、話しておきましょう。
ここでは、家族で考える際に役立つリンク先をご紹介します。
●eラーニングで楽しく学ぶ「自らの命は自らが守る」
15~20分程度の動画で、自宅の災害リスクやいつ・どこへ避難すべきかが学習できます。
●国土交通省関東遅行整備局マイタイムライン
マイタイムラインとは、風水害の発生に備えて自分や家族の行動を「(いつ)(誰が)(何をするか)」を時系列にした『個人の防災行動計画』です。
【参考ページ】
●防災のてびき(市HP)
2021.03.04 加筆修正
2021.04.15 加筆修正
2021.05.20 加筆修正
2022.08.31 加筆修正
2023.08.30 加筆修正
2024.07.31 加筆修正
この情報は、「MY浦安 運営事務局」により登録されました。