夫婦で楽しく子育てができるヒケツ 安藤哲也氏
【子育て応援コラム】 夫婦で楽しく子育てができるヒケツ 安藤哲也氏
2012年9月に行われた「幸せな子育て応援シンポジウム」では元ファザーリングジャパン代表の安藤哲也氏をお招きし、基調講演が行われました。当日参加できなかった皆さんにも聞いてもらいたい楽しくて貴重なお話がいっぱい。そこで当日の様子を一部ですが紹介させてもらいます。
NPO法人ファザーリングジャパン
代表 安藤哲也氏
公式HPはこちら
笑っているお父さんを増やそう!と活動するNPO
父親支援をしているNPO法人ファザリングジャパンをご存知ですか?
「Fathering=父親であることを楽しもう」という考えを持つ若い世代の父親を支援。働き方の見直し(WLB)や企業の意識改革、地域社会の再生など父親育児の環境づくりと次世代育成を目標に、セミナー、スクール、検定、旅行、出版などさまざまな父親支援事業を展開。また父子家庭支援や男性の育休取得推進など政策提言としての活動も行っています。
今回、基調講演に登壇されたのは、このNPOを設立した元代表の安藤哲也さんでした。
その後の、妻の愛情の分かれ目はココ!
女性の視点から安藤さんのお話で興味深く、夫に伝えたい!と思ったのは、「女性の愛情曲線」についてのお話。
女性の愛情の配分を、ライフステージ(独身・結婚・出産~子育て期)別の推移について調査した結果があるそうです。一般に結婚直後は「夫」への愛情(関心)が一番高いが、出産直後には「子ども」に愛情が奪われ、「夫」への愛情配分はとても低くなるとか。
その後、「夫」への愛情が徐々に回復されるグループと、低迷のままのグループがあり、その違いはどこにあるのかというお話。
父親が育児にかかわること
安藤さんは、父親が育児にかかわるメリットと、笑う父親になる極意として次のことを挙げています。ぜひ参考にしてみてください。興味のある方はHPも見てくださいね。
父親が育児にかかわるメリット
・母親の育児ストレスが軽減される。
・夫婦関係(パートナーシップ)が強まる
・子どもの成長にいい。言葉や社会性が早く身につく。 子どものよきモデルとなる。
・自活力がつく。地域に友達も増え、定年後~老後も安心。
・仕事で有効な能力も身につく。アイデアが仕事に活きる。
・父親自身の世界が広がり、人生が楽しくなる。
笑う父親を増やすファザリングの極意6か条
・子どもができたらOS(父親ソフト)を入れ替えよう
・義務から権利へ。客体から主体へ。さらば「家族サービス」
・男の育児は、質より量。イイトコドリ育児をやめよう
・子育てパパは仕事もデキル。育児で備わる3つの能力
・パートナーシップの構築~妻の人生は、夫のものではない ・地域活動を通じて、シチズンシップを獲得しよう
※このコラムは2013年3月にNPO法人i-netより発行の「赤ちゃんを迎える家族のための新生活応援BOOK」に掲載された内容を転載しています。
この情報は、「MY浦安 運営事務局」により登録されました。