サービス・施設紹介
生まれつき体の中の栄養素を代謝するしくみや、ホルモンを作るしくみに異常があり、意識障害やけいれんなどの症状を引き起こし、知能障害などを残すことがある代謝疾患と内分泌疾患を早期発見するために行う検査です。検査を受けて早期発見ができれば、食事療法や薬剤の投与等の治療により、病気の発症や重症化予防が可能です。ただし、まれに、この検査で発見できない場合や、結果がわかる前に発症してしまう病気があります。
千葉県では、代謝異常疾患を発見するために有効なタンデムマス法の検査を取り入れ、先天性代謝異常の18疾患と内分泌疾患の先天性甲状腺機能低下症、先天性副腎過形成症の2疾患をあわせて、20疾患の早期発見を目的に検査を行っています。
検査料は千葉県で負担します。採血は有料です。里帰り出産等で千葉県外で検査を受ける方は、出産予定先の都道府県母子県保健担当にお問い合わせください。
◆対象
産直後の赤ちゃん(生後4~6日)
◆費用
検査料金は千葉県が負担しますが、採血は有料です。
◆実施場所
入院中の病院など
◆申込方法
出産した病院に申し込んでください。